2021年7月15日に当法人と現在協働事業をおこなっているアクセンチュア株式会社Reskillチーム皆さんと智頭町複業協同組合にて「働き方の未来図をつくろう」のワークショップイベントを開催しました。
▼智頭町複業協同組合とは? 智頭町複業協同組合
鳥取県東南部にある人口7,000人未満の森の町 智頭町(ちづちょう)にて、町内事業者の雇用の課題を解決するべく2021年に設立された組合。
現在、9社の地域事業者が組合企業として参画し、特定地域づくり事業(地域内の人材派遣)の稼働準備に加えて、その他外部団体との連携などを通じた智頭町でのプロジェクト推進等を進めている。
※特定地域づくり事業協同組合:令和2年より議員立法により導入された制度で、過疎地域における雇用の課題を解決するため、地域に根付いた人材派遣組織の設立を主旨とした法律。
参加者は、智頭町に暮らし働いている女性や関東圏在住で子どもを産んで現在育休中の女性や、
今回のテーマの中でもUターンや二拠点居住について聞いてみたいなど様々な顔ぶれがそろいました。
イベントの構成は3部作
1つは、事前に参加者皆さんに「ライフイベントと”働く”のパラレルスキル見える化」というスキルを可視化したツールをおこなってもらい、これからの変わりゆく時代に自分はどんな要素があるのか、それはどんな経験から培ってきたかを明るみにしてもらいました。
2つめは今回の目玉である智頭町で子どもを育て、暮らし、働く女性たちの「働き方の未来」をつくっていることそのもののトークセッションへ。
スピーカーは村尾朋子(むらおともこ)さんと西永志保(にしながしほ)さん。
村尾さんは2018年に鳥取県八頭郡智頭町に移住し古民家ゲストハウス「明日の家」の運営と
神奈川県横浜市青葉区でWEB制作会社「明日の株式会社」ディレクターをしながら鳥取と横浜を行ったり来たりしています。
西永さんは生まれが鳥取県智頭町。子育ての環境を考えた上で、2017年にUターンで家族で地元の鳥取県智頭町に移り住み、現在は移住定住コーディネーターとして地元の魅力を伝える仕事をして働いています。
(西永さん写真右、村尾さん写真中央)
◆村尾朋子(むらおともこ)さん
鳥取市生まれ。2018年に鳥取県八頭郡智頭町に移住し古民家ゲストハウス「明日の家」の運営と神奈川県横浜市青葉区でWEB制作会社「明日の株式会社」ディレクターをしながら鳥取と横浜を行ったり来たりしています。27歳息子(静岡でわさび職人)、21歳娘(川崎でバンドマン)それぞれ独立し自由暮らし。◆西永志保(にしながしほ)さん
生まれが鳥取県智頭町。就職→結婚→出産の時期を関西で過ごし、子育ての環境を考えた上で、2017年にUターンで家族で地元の鳥取県智頭町に移り住む。 現在は、移住定住コーディネーターとして地元の魅力を伝える仕事をして働いている。現在、夫婦、子供(小4、6歳)の4人暮らし。
お二人が自分の働き方の未来図をつくるためにいかに行動を積み重ねてきたかについて話を聞いていきます。村尾さんも西永さんも、介護や子育てというライフイベントによって「働く」の在り方を変えてきました。
新しい働き方に接続できる可能性や未来を自ら手繰り寄せることができる
子育てや介護などのライフイベントによって選択肢が減るように見えます。
一見手放すものが増えるように見えるのですが、村尾さん・西永さんのお話を聞くと、そうではなく、こんな風に働き方を変えていくことができるのだとわかります。
ArrowArrowとしてはそんな自らの意思決定のプロセスや実践を伝えたいなと思っていました。
そして3つめのワークショップはお二人の話を聞いた後、「では自分はどんな働き方の未来図をつくる?」というアクションプランをたてる時間へ。参加者の各面々がこれから自分は何をしていくかを考える時間となりました。
今回の場をつくるにあたって、「働き方の未来図をつくろう」に参加してくださったみなさん、共に開催の場をつくってくださった村尾さん、西永さん、そして智頭町複業協同組合の星野さん、アクセンチュア株式会社Reskillチーム皆さんがいたからこそできたものでした。
(アクセンチュアリスキルチームの皆さんと)
機会をいただき、共に創ってくださりありがとうございました。