2017.04.28
【団体報告】せたがやママ座談会 〜今の私から未来の”働く”を考える〜開催レポート

2017年3・4月の間に計3回、世田谷区松原と世田谷区三軒茶屋付近にて「せたがやママ座談会 〜今の私から未来の”働く”を考える〜」 を開催しました。

 

座談会の様子1

 

これまでママインターンを通して子育て期の女性の再就職を応援してきた中で
今すぐ働きたいという方だけでなく、いつかはまた働きたいという方とも
その”いつか”のために、今できることを一緒に考えていきたい!と
思ったのが、この座談会を企画したきっかけです。

 

お子さんの半年後、1年後、数年後は、なんとなくイメージができても、
自分自身の半年後、1年後、数年後は、どうなってるだろう・・?
全くわからないという方が多くいらっしゃるんじゃないかと思います。

 

いつも家族を最優先にしている子育て中の女性たちだからこそ、
座談会の間は自分にフォーカスして、
少し先の未来に想いを馳せる時間にしてほしい。
座談会タイトル「今の私から未来の”働く”を考える」には
そんな私たちの想いを込めました。

 

今回は、非営利型株式会社ポラリス株式会社AsMamaの皆さんと一緒に開催しました。
ポラリスもAsMamaも、新しい働き方を実践されている素敵な会社です。
私たちのママインターンと合わせて、ポラリスの「セタガヤ庶務部」、AsMamaの「ママサポーター」の働き方も紹介していただきました。

 

座談会の様子2

 

 

そして、ママインターン、セタガヤ庶務部、ママサポーターの
それぞれの働き方をされている先輩ママをゲストにお招きして
「子育てしながら自分のペースで働く」について
みなさんの経験談を語っていただきました。

 

トークテーマは3つ。

(1) お子さんが風邪を引いた時や長期休暇の時、お仕事どうしてますか?
(2) 働く前にパートナーやお子さんとどんな話をしましたか?
(3) 働き始めてお子さんにどんな変化がありましたか?

 

どのテーマも、実践している先輩ママだからこそシェアできる
リアルなお話がたくさん聞けました。

 

 

私が特に印象に残っているのは「やったらなんとかなる!」という心強い言葉と
マイルール・家族のルールを作ることの大切さ。

 

仕事については、実際に始めてみたら昔の感覚を思い出したり
周りの方が教えてくれるので、心配しなくても大丈夫!とのこと。

 

仕事と家事の両立ができるか不安という参加者の声もありましたが、
家事については、自分がこだわりたいポイントをあらかじめ決めておき、
そこだけは必ず守って、他は気にしないのがコツと言っている先輩ワーキングマザーもいました。

そして、そのルールは家族と話し合って「家族のルール」にすることも大切で、
事前にルールを決めておくからこそ、家族で協力し合えるようになるそうです。

 

また、お子さんも少しずつ出来ることが増えてきて、小学校に入ると
1人でお留守番をしてくれたり、鍵を締めて出かけられるようになるなど、
状況に合わせてお互いに進んでいると実感されているようです.

 

最後に、参加者の皆さんでプチワークショップをしました。
先輩ママの経験談を聞いたところで、自分自身の数年後をイメージしてもらいます。
大切なのは、具体的に何をやりたいかよりも「自分がどう在りたいか」。
皆さんでシェアいただき、その数年後の自分の在り方に向けて、
明日からやることを宣言してもらいました。

 

 

参加者の方からは、こんな感想をいただきました。

 

「仕事ブランクの不安を少し解消できました。実際に経験された方々の”始めてみたら大丈夫”の言葉はとても真実味がありました」
「先輩ママさんのお話や同じ状況の方たちが来られていて参考になりました」
「普段、自分の子どもと同じ年齢のお子さんを持つママ友としか話できないのでいろいろな年齢のお子さんがいる先輩ママのお話が聞けてよかった」
「フルタイムでは働けないし、預け先ないし・・と思って決めつけていたが、さまざまな可能性を考えるいい機会になりました」

 

座談会開催にご協力いただいたポラリス、AsMamaの皆さん、
見守り保育を担当してくださったあみーごの皆さん、
先輩ママのゲストの方、参加者のみなさん、本当にありがとうございました!