2014年2月・川崎市主催によるワーク・ライフ・バランスセミナーにて「育休復帰プランを立てて安心!育休復帰準備セミナー」を開催しました。
女性が抱えている不安を可視化し、また企業が抱える現実も伝えながら、今回は復帰するまでに何ができるかを具体的に考えるようなワークショップをおこないながら参加者皆さんが考えていることをシェアできる時間をつくりました。
参加者ごとに数名のチームになって集まってもらい自己紹介をしてもらったあとに、「自分が不安に思っていること」を可視化してもらいました。
不安・心配・課題に思っている事も、分解していくと以下のグループに分けられる人が多かったようです。
〇仕事に関する不安
〇家庭に関する不安
〇自分に関する不安
それらの不安は復帰するフェーズによっても変化していくことが挙げられていました。
こどもを保育園・保育所に預けることが決まるのかどうか、卒乳したほうがよいのかどうか、子どもに寂しい思いをさせないかどうか、1日の生活スケジュールはどうなるのか、業務への感覚を取り戻せるか。
さまざまな不安が出てきましたが、それらは以下の3つのポイントでふるいにかけていくことを伝えました。
〇自分ができること
〇周囲にお願いしたいこと
〇今決められること、決められないこと
参加された皆さんそれぞれが働くこと+家事・育児の並走に向けて挑戦されていることを感じ、それについても当法人代表堀江からは皆さんにメッセージを送りました。
「皆さんが会社に戻って働き続けることがとても大きなことなのです。企業にとっても実例であり1つの成果へつながっていきます」
終了後も様々な方が質問に来られ、皆さんの学ぶひたむきさを実感しました。
今回このような機会をいただきました川崎市市民・こども局の皆さま、関係者の皆さま、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。