2017年青梅市女性職員向けキャリアデザイン研修のご報告

2017年8月25日に、青梅市役所女性職員向けにキャリアデザイン研修をおこないました。 



研修前半は「なぜ女性の活躍を推進するのか」というテーマのもと、 日本の現在の労働を取り巻く環境や、働き方の変化と女性の働き方の変化、 また、社会における女性の立場・役割・求められていること、その多様性という内容を掘り下げるインスピレーショントークからスタートしました。 

後半は「自分の考えや想いを知り、他者の考えや想いを知る」というテーマのもと、 参加者全員でワークショップをおこなっていきました。

テーマの1つ目は「キャリアのモチベーション」として自身がキャリアを積んできた上で、どのようなタイミングでモチベーションの上下があったかを見える化し、他者と共有し合うことを行いました。新しいことが始まるというタイミングでモチベーションが上がる人もいれば下がる人もいる、また、先輩職員の方の話を聞いて「そういう不安って私だけじゃないんですね!」とホッとした表情をされていた職員の方もいらっしゃいました。

次に「ライフとワーク、それぞれの軸」として各自にライフとワークそれぞれで大事にしたいことを考えてもらいながら自分はどの時点でどちらに振れているか、これからどう変化が起きそうかをアウトプットしてもらいました。 ライフもワークもそれぞれ大事にしたいことが各々にあること、 それらは同じ部分もあるし違う部分もあること、 発表を通じてその相互理解を深めてもらいました。

そして最後のワークショップは、当法人のコンテンツである「働き方デザイン本」から「自分がやりたい働き方を叶えるために、組織にどのような貢献をしていきますか?」という内容について、 それぞれ考えて明確にしてもらいました。
各テーブルに分かれ、自分の意見を内省して、発表し合う場としたことによって、 同じ市役所内で働く女性としても 働く価値観も大事にしたいこともそれぞれが違うということ、 それに対する理解と、それらを含めて自分たちにとって働く場所をどのようにしていくか、それは自分たちからどう変化させることができるか。 そんな振り返るという時間として1日を過ごしました。 
参加した皆さん、年齢も今までの仕事の経歴も家族構成も誰1人同じだということはありません。 そんなさまざまな価値観を持っている方々と組織内で働くにあたって、 自分の大事にしたい生き方、働き方と、組織に対して自分ができていくこと変化を作っていけるかもしれない共有感を持つこと。

1日を通してそのようなネットワーキングが高められたと思います。 
この度のキャリアデザイン研修をするにあたり、様々なご協力をいただき、 青梅市役所の皆さま、本当にありがとうございました。