立川市役所にてArrowArrow×株式会社ジェイフィール毎週登壇
ArrowArrow は現在、株式会社ジェイフィールとともに「リフレクション・ラウンドテーブル(以下RRT)」を立川市女性職員向けに提供しています。RRTは多くの国で展開されているミドルマネージャー(中間管理職)を育成するプログラムです。
立川市役所では、男女に関わらず「自らの意思で管理職を目指す職員」の育成と、そのための環境づくりに力を入れています。中でも、2016年4月に「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」が施行されたことを受け、女性管理職比率向上のための数値目標を掲げ、目標達成に向けて具体的な施策の検討を進めてきました。ArrowArrowはこれまで3年間立川市職員向けにキャリアデザイン研修を実施してきた背景もあり、この度、世界初の「女性限定のRRT」が実現しました。
立川市のRRTは毎週1回、朝8:45~10:00。1回75分のテーブルを20回開催します。
RRTを実施するにあたって、参加者にとって最初の大きなハードルが「毎週75分、20回に渡り通常業務を離れてRRTに参加する」ということでした。そこで私たちは、4月に管理職向け説明会を開催し、参加者の上司に対し、部下が毎回RRTに参加できる環境を整えて頂くよう、RRTの趣旨や意義についてご説明する機会を設けました。この説明会には参加者の所属長はもちろん、今後RRTを女性職員以外へ展開していくことを見据え、全ての課の部門長、さらには副市長にもご参加いただき、実際にRRTのプログラムの1つである「マネジメント・ハプニングス」を体験いただきました。
(市役所の課長、部長向け"女性職員向けRRT研修実施に向けて”の説明会)
5月より実際のテーブルがスタートしています。「内省と対話」を重要視しているこのプログラム。参加者は「内省」から始まり、現在は「組織とマネジメント」について学んでいます。参加者の皆様も最初は「何を話せばいいか分からない」「どんな問いかけをすればいいか分からない」と困惑されていましたが、今ではプログラムが目指す「安心・安全の場」が出来上がっています。
7月の中間セッションを経てプログラム後半は「活力ある組織作り」「変革に向けたマネジメント」へと移行します。既に起き始めている変化が更に加速していくのが、とても楽しみです。
(中間セッション 先輩マネージャーの一皮向けた経験の話を聴く)
リフレクション・ラウンドテーブルについてはコチラ→http://www.j-feel.jp/program/#content01
*リフレクション・ラウンドテーブルは、株式会社ジェイフィールの登録商標です。
(文責:宇佐美 かのこ)