生き方デザイン学第6期4回目の講義をおこないました!

【執筆者:スタッフ 海野千尋】
 

9月1日は、ランチをはさんだあとに生き方デザイン学第6期4回目の講義をおこないました。

講義4回目は「今の(近い未来の)働く環境を選択している理由とは何ですか?」という問いに対して、
受講生皆さんからお話いただきます。

未来のこと、アクションのこと、それを振り返った後に、
現在のことを見つめ直すフェーズに入りました。

「所属部署に尊敬している人がいます」
「やりたい仕事で入った会社です」
「収入・安定・やりたいこと、今いる場所は改めて良いと思いました」
「結婚・育児を考えてみるとこの収入が良いと思いました」
「振り返ってみると自分に合った部署に配属してくれたように思います」 
「今はこの場所にいることを辞めようという直感がないです」
「専業主婦の仕事もスキだなと思いました」 



今自分がここにいることの肯定的な意見が出てきて、とても清々しい思いがありました。
でも掘り下げて聞いていくと、「守りの理由です」「仕事と家事のよいバランスを探りたい」「仕事自体に伸び悩みがあります」と少し検討する余地のある方もいる様子でした。

現時点でこの場所を選んでいることは皆自分の意思になるわけですが、そこからもし「変わりたい」となったらきっと今ここにいる理由がもっと少なくなってくるのかもしれないし、
「次にこんな環境にいたい」というより具体的な未来図が見えてくるのかもしれません。
自分の立っている場所を振り返りながら、ゲストスピーカー飯野登起子さんからのお話に続きます。



飯野さんは机の上に息子さんの生い立ちの物・ご自身の今につながる物を並べ始めながらお話をスタート。
「子育てを楽しみました」
このワードがまっすぐに伝わってくる程お子さんを愛しく思うその気持ちがファーストシューズや育児日誌からも伝わってきます。
一回社会とは離れてしまったけれどスキな事をこつこつと続けてきたことが今に繋がっていると話す飯野さん。
現在は盛りつけデザイナーとしてお仕事をされています。

「私のキャリアは今の仕事に関わった3年ではなくて子どもを3人産んでずっと積み重ねてきたこともキャリア。それが今花を咲かせている」
「自分の自慢ができるようになってほしい。個性やスペシャリティを謙遜するのではなく自慢できるように!」
「家の中にいても楽しみは自分で作れるもの」
飯野さんの言葉がひとつひとつ飯野さんのキャリアを、生き方を形作ってきたことを感じます。

子育てそのものを楽しむこと、自分がスキだと思っていることをやり続けていくこと、
そのどちらにも「強さ」が必要なのだと、そしてやはり自分の気持ちが、届ける言葉がそれらを形成させていくのだということを教えてもらった気がします。


さていよいよ次回は最終回!
最後は受講生の軸を発表してもらいます。


4回目もありがとうございました!!