「生き方デザイン学」第5期2回目の講義を行いました!

【執筆者 スタッフ 松藤智美】

今回は自由大学にて5月12日に行われた第5期「生き方デザイン学
第2回目の講義の様子をお伝えします。

1回目と同日ということで、ランチを挟み、2回目の講義が始まります。
まずは前回の課題「自分の仕事・結婚・育児の予想を立ててみる」の発表から。

「独立を視野に、考えていきたい」
「30代のうちに、心が躍る活動が出来ればいいな」
「結婚や出産だけでなく、女性として長く働いていくことを考えたい」
「育児の際に子どもと向き合うために、フリーランスがいいのかな、と」
「暮らすという部分を丁寧に楽しみたい。それを育児にも繋げられれば」
などなど、色々な予想が出ました!
今期は特に独立やフリーランスを考えている方が多い様子。
これもまた、期の特徴ですね。

今回のゲスト講師は、飯野登起子さん。
テーマは『日々の生活を「働く」に活かす生き方』です。
飯野さんは自由大学にて、おうちパーティー学の教授でもあります。
(おうちパーティー学参加者募集中です!)

飯野さんは、育児日記・お子さんのファーストシューズ・仕事の写真などを持参して下さり、机の上に並べます。
受講生の皆さんは、それらを見つつ、飯野さんのお話をお聞きします。



飯野さんは美術大学卒業後、3年働き出産を期に専業主婦となり、20年以上お母さん業に徹していました。
お子さんが成人になり、今は盛り付けデザイナーとしてお仕事をされています。
どういう経緯でそこへ至ったのか、を話して下さいました。

飯野さんは美術大学卒業後、デザイナーの先生のアシスタントを3年程勤め、
出産を機に20年ほどお母さん業となりました。
お子さんが成人になり、今は盛り付けデザイナーとして活躍されています。
家庭での活動が今の仕事にどう繋がったのか、子育ての経験と共にお話をして下さいました。

お子さんが高校に入った頃から、自宅で料理研究会という持ち寄りの会や、
green食堂というお客様がお見えになるときに開く食堂を開催されます。
そして、色んなご縁があり、今ではおうちパーティー学の講義を行ったり、
企業とコラボしてコーディネートを行ったりしてます。

盛り付けデザインの作品をipadで見せてくれる飯野さん


現在手がけているお仕事の先行告知もちらっと見せてくれました♪
今は鎌倉の食材を使ったワークショップをご自宅で行っております。
料理教室ではなく料理研究会も自宅で開催されています。

飯野さんからの受講生への温かく優しいお言葉。
あっという間なんです、子育て。子育て中はいつまで続くのだろう、と思うけれど。母乳をあげるなんて、人生の中でたった1年~1年半。お腹の中にいる時は一緒だけれど、産み落とした時点で親離れ・子離れが始まったと思っていいです。自分の人生=子供にしてしまうと、子どもが巣立った後に寂しくなる可能性があります。子どもが膝に座ったり、一緒にお風呂に入ったりする時期は本当に短いです。自分が専業お母さんをやってきた経験から思うと、その時期を本当に大切にしてほしい。
子どもが巣立った後で、力があれば色々と出来ます。
おうちで闘った時間は、外で閉ざされた時間ではなく、責任のある仕事していると考えて下さい。子どもが巣立っても死ぬまで親子。責任のあるやりがいのある仕事です。」


素敵な言葉ですよね。
飯野さんの言葉が胸に染み込んだ受講生の方も、多かったのではないでしょうか。


最後に、またまた課題です!
今回は「自分の今後の予想を踏まえて2013年6月から、何をする?」です。

受講生の皆さん、ありがとうございました。
また次回も元気にお会いしましょう(^^)/